先日の告知記事で紹介した「CHOCO MONAKA JUMBO Tasting Event」が、3月16日と17日に予定どおり東京・浅草寺で開催された。今回のサンプリングイベントの目的は、日本でしか食べられないジャパンクオリティ「チョコモナカジャンボ」を訪日外国人のみなさんに味わってもらうこと。果たしてその目的は達成されたのだろうか?

境内に大きく張り出された英語で「TASTING EVENT」と書かれたチョコモナカジャンボの看板。海外では食べ物を配るサンプリングイベントの習慣がほとんどないらしく、多くの外国人観光客は「何が起こるんだ?」とざわついていた。一方、サンプリングに慣れた日本人参拝者は「チョコモナカジャンボが無料で貰えるって!どこに行けば貰えるの?!」と歓喜の声をあげていた。

配布スタート。この時点では、まだ食べ物が配られていることが信用できない外国人観光客と、急いでもらおうと駆け寄る日本人参拝者の温度差は大きい。が、そんな状況もわずかな時間で終わり。次第に食べ物、しかもアイスが無料で貰えることに気づきだすと差し出されたチョコモナカジャンボを受け取り始めた。それから先は下の写真のとおり。すぐに袋から取り出してパクつく人、まわりの風景と一緒にパッケージの写真を撮る人など、境内は瞬く間にチョコモナカジャンボで溢れかえった。

配布開始から15分後の境内の様子。普段から多くの人で溢れかえる浅草寺 宝物殿前だが、この日はそこにいるほとんどの人がチョコモナカジャンボにかじりついているという一種カオス的な状態に。ちなみに初日の3月16日、朝10時半からスタートしたチョコモナカジャンボ1万個のサンプリングは、昼12時にはすべての配布が終了。1分あたりに約111個、1秒で大体2個のペースで受け取られたそう。きっとこの場にいた外国人観光客は、日本旅行の思い出としてこのイベントを強烈に記憶して忘れることはないのでは。そして自国で待つ人にお土産話としてこう伝えるだろう。「日本ではアイスが無料で配られるんだ。そのアイスがムチャクチャうまくてさ」。

情報提供元: 舌肥