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「発酵和バル ちどりあし」が、2023年2月10日(金)よりオープンしました。
麻布十番駅1番出口近くのワイン&生鮮食品店「きりもや十番」に注目
「発酵和バル ちどりあし」は、日本のお酒の中でも特に小さな生産者(クラフト)の日本ワインや日本酒などをメインとして提供し、それに寄り添う発酵食品を主体としたおつまみ(チーズや生ハム、塩麹や味噌を使った料理)を提供するバルです。
長年酒類販売に携わってきた店主・北殿さんは、ソムリエ、チーズプロフェッショナル、国際きき酒師の資格をお持ちで、世界 100 ヵ国以上を訪問して様々なお酒を飲んできたとのこと。そして最後に行きついたのは日本のお酒だったということもあり、もっとカジュアルに日本酒や日本ワインを楽しんでいただきたいという思いからお店をオープンしたのだそう。
店内はカウンター席もあり、ひとり飲みにもピッタリです。
2023年2月9日の日替わりメニューはこちら。
日本酒とワインは、ボードでもチェックすることができます。
日本酒については、それぞれの味わいがわかりやすく紹介されていました。自分の好みを選びやすく、また新たな味にもチャレンジしやすいですね。
日本酒と日本ワインは、開栓後味わいがピークのタイミングで100mlの小瓶に全て移し替えて王冠打栓後冷蔵保管することで、酸化劣化防止を徹底していることが特徴。
こだわりのオールジャパンのお酒を、人気が高まっている日本産チーズや日本産生ハムなどと共に楽しめるお店になっています。
はじめに店主オススメの生ハムとブラウンチーズ、そしてそれに合わせて日本酒をいただきました。
秋田県産のあっぷるとんの生ハムと、群馬県の育風堂精肉店の生ハム。どちらもしっかりとした味で、旨味が濃縮されています。
そしてこちらが佐賀県のナカシマファームのブラウンチーズです。甘さと塩味のバランスが絶妙で、まるで塩キャラメルを食べているような感覚でした。
そこに合わせたのは、店主オススメの「京の春 ぶた燗 熟成特別純」。豚肉料理によく合うというこちらのお酒は、燗で飲むのが良いお酒です。
店主にお任せし、55度に温めていただきました。
キレの良い純米酒でとても飲みやすく、温めることで酸味がやわらかくなったように感じました。そして生ハムともブラウンチーズとも相性がとても良く、これからの季節にピッタリなセットではないでしょうか。
甘めな味付けの煮込みは名古屋風。思わずバゲットを浸して食べたくなる味で、ワインとの相性も良さそうです。
これに合わせたのは「周太郎 純米吟醸 無濾過生原酒」。
ちどりあしの名物であるボトルに入ったものをいただきました、1人でも飲め、2人で少しずつシェアできるようなサイズ感です。
開けてみるといっぱいいっぱいに日本酒が!これを一口冷えた状態でいただいた後に、店主オススメの45度で温めていただきました。
若干の酸味の奥に感じる甘さとコクが、煮込みの旨味と非常にマッチして、スイスイと進んでしまいました。東京でも飲める場所が少ない周太朗、少し気になるなという方も、このように自分好みでチャレンジできるので楽しめそうです。
ワインリスト中から、最後に共栄堂のオレンジワインを選んでいただきました。
もちろんこちらもボトルにはいった状態でいただきました。日本酒同様、上までしっかり入っているのも嬉しいですね。
ブランチーズの残りをつまみながら、オレンジワインの酸味でキリッと〆る。スッキリとした飲み口で、リンゴのような花のような香りが広がり、口当たりは優しめ。最後の1杯で優雅な気持ちになりました。
日本酒メインの日「ちろりあし」や、日本ワインメイン「ちゃこりあし」の日など、日によって店名(営業スタイル)が変わるのもポイントだという「発酵和バル ちどりあし」。店主とお客さんの距離もちょうど良く、ひとり飲みでも、複数人で飲みに行くにもピッタリのお店でした。
お酒の知識がしっかりとある店主と会話しながら、同店で"日本のお酒"を味わってみるのはいかがでしょうか?
「発酵和バル ちどりあし」についてはこちら。
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