日本酒とお茶をブレンド!新ジャンルのお酒「SAKETEA」とは
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日本酒とお茶を掛け合わせた新ジャンルのお酒「SAKE TEA」が、公式オンラインストアにて一般販売が開始されました。

先行販売のクラウドファンディングプロジェクトでは、目標金額1,500%超え、総額310万円・支援者数297人を達成。購入者の約7割が20~30代と、若者向け日本酒の新たな可能性を感じられる商品となっています。

今回はそんな「SAKE TEA」を開発した永安祐大さんにお話を伺いました。

大切な人との特別な時間を彩るお酒

杉山日本酒とお茶って斬新な組み合わせですよね!何をきっかけに商品開発に踏み切ったのでしょうか。

永安さん共同開発した妻と私が、日本酒とお茶が好きだったんです。妻とは元々職場が同じだったのですが、いつか自分たちの好きなもので周りの人を幸せにできるような仕事をしたいと漠然と話していました。

その後、ホームパーティーをした時、結婚のお祝いでいただいた日本酒と家にあった桃のフレーバーティーを思い付きでブレンドしてみたんです。そうしたら、結構おいしくて。それが開発のきっかけになりました。開発期間は1年くらいかかりましたね。

杉山なるほど素敵なお話ですね。どういった味わいなのでしょうか?

永安さん絞ったお酒に、独自で開発したフレーバーティーをブレンドしているので、お茶と日本酒が交わった華やかな香りが楽しめます。アルコール度数は5%からと低めなのも特徴ですね。自然な甘みで食事に合わせやすいですし、お茶が入っているのでスイーツとの相性も良いですね。

杉山味としては紅茶が強いのでしょうか?

永安さんそう言われることが多いです。しかし「お茶だけどお茶ではない」「今まで飲んだことがない」不思議な味わいとも言えます。

杉山お茶だけど日本酒。口に含んだ時と飲み込んだ後で味わいも変わってきそうですね!

杉山「寛ぎの時」「祝いの時」の2種類あるようですが、商品ごとの特徴をぜひ教えてください。

永安さんまずほうじ茶と紅茶、日本酒をブレンドした「SAKE TEA 寛ぎの時」は、ほうじ茶ならではの香ばしさと、日本酒ならではの果実のような柔らかな甘さが同時に楽しめるんです。だからお茶の中に甘みとボリューム感、日本酒特有のややオイリーなニュアンスが感じられる大人な味わいになっています。

また「SAKE TEA 祝いの時」は、パイナップルやリンゴのような香りがする日本酒に紅茶と、ローズペタルやカモミールなどのハーブをブレンドして作っています。お花由来のハーブからでるフローラルな香りが、お祝いを彷彿させる華やかな味わいが魅力です。

杉山これから飲むのがとっても楽しみなラインナップですね!日本酒ファンはもちろん、「アルコール感がないお酒の方が好き」という人たちのお酒の入口にもなりそうです。

永安さんありがとうございます!確かにそう言っていただけることが多いです。アルコール度数も低いですしね。日本酒って日本人に馴染み深い「うま味」のおいしさを感じられる一方、独特の香りや味わいがありますよね。ぼくは日本酒好きなので個性として楽しめるのですが、アルコール感や油性マジックっぽい香りや、乳酸由来のヨーグルトっぽい香りがしたり、味わいも最初は甘いのに後味は苦かったり。

それに対してお茶は、誰もが受け入れやすい味わいだと思うんです。強い苦味や酸味、独特の香りがないですし。だから万人受けするお茶と日本酒を合わせることによって、「複雑さの中に不思議と親しみを覚える味わい」になったのではないかと思ってます。

武蔵野酒造とタッグを組み、オリジナルのベースを製造

杉山ちなみに「SAKE TEA」に使われている日本酒には、どういったこだわりはあるのでしょう?

永安さん「SAKE TEA」には、新潟上越市の武蔵野酒造で作られた「新潟県産山田錦100% 純米大吟醸酒」を使用しています。武蔵野酒造さんは、職人さんが一つひとつ手をかけられる程の少量のタンクでお酒を製造していて、お茶との相性の良い甘めのお酒造りを得意とされていたんですね。そこで「SAKE TEA」専用のお酒のベースを作っていただいたんです。

杉山元々酒蔵との繫がりはあったのでしょうか?

永安さんありませんでした。「自分たち目指す方向性のお酒」「新しさに共感して協力してくれる方」というのを探したくて。商工会に問い合わせたり、酒蔵のデータベースを見ながらHPに問い合わせたりして、色々な酒蔵さんのお話を聞く中で「武蔵野酒造」さんを選ばせていただきました。

杉山イメージから、それに合う日本酒を地道に探していったんですね。

ソムリエが選んだ茶葉の配合

永安さん実はお酒だけではなく、お茶の方にもこだわっていまして。その年の気候などでお茶の味が変わるので、ティーソムリエさんに協力していただいて、「高品質で安定した味わい」のお茶をピックアップしてブレンドしてもらっています。お酒との相性もありますし、作り上げたい味に近づけるよう、色々と試しました(笑)

杉山お酒だけではなくお茶にもこだわっているんですね、飲むのが楽しみです。ちなみに飲み方としては、どういった飲み方がおすすめなのでしょうか。

永安さんほどよく冷やし、氷を入れずそのまま飲んでいただきたいですね。その後、氷を入れてみたり、色々と楽しんでいただけると嬉しいです(笑)

SAKE TEA 寛ぎの時

原材料名

清酒、紅茶(インド)、ほうじ茶(日本)、ローズマリー、クローブ

アルコール分

5%

内容量

500ml

ふわっとまるいやわらかな香りが鼻に抜け、ほうじ茶を感じながらも洋風な雰囲気。

口にいれるとサラッと流れていき、お茶の香りのあとに日本酒が現れます。甘さはないので食中のお酒としてもピッタリです。ケーキなどの甘いものと合わせて、ちょっと贅沢なティータイムにしてみてはいかがでしょうか?

SAKE TEA 祝いの時

原材料名

清酒、紅茶(日本)、ローズペタル、カモミール、レモングラス、白胡椒、スターアニス

アルコール分

7%

内容量

500ml

こちらは先ほどの「SAKE TEA 寛ぎの時」に比べると色は薄め、香りは紅茶の奥にカモミールのやさしさを感じます。飲んだ瞬間は紅茶ですが、日本酒の味もしっかりとあり、オリーブや生ハムなど味がしっかりしたおつまみとも合いそうです。

家でのリラックスタイムやプレゼントに

優しい味わいの「SAKE TEA」、日本酒とお茶を組み合わせるという発想に驚かされながら、口に広がる華やかでサッパリとした香りがクセになります。これまでのお酒とは違う新しいジャンルのお酒、家でのリラックスタイムやプレゼントにもおすすめです。ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか?

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情報提供元: nomooo
記事名:「 【レビュー】日本酒×お茶の新ジャンル!注目のお酒「SAKE TEA」の魅力を徹底解説