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ニトリに行くとオリジナル商品の「アルカリ乾電池」が販売されています。4本で95円(税別、102円税込)。見た目、けっこうかわいいデザインだし、安いし、とりあえず買っておこうという気になるんですよね。
それで十分だと思いますが、一応性能については知っておきたいところ。値段相応の出来なのか、意外な掘り出し物なのか? ガチ検証してみましたよ!(編集部)
2.2Ωのセメント抵抗を乾電池につなげ、終止電圧(乾電池の寿命となる電圧、アルカリ乾電池は0.9V)に下がるまでの時間を計測したもの。もっとも長く使える乾電池の指標となります。値はいずれも2回のテストで好成績だったものを採用している。
今回検証したニトリの単3形アルカリ乾電池は、過去に検証した他社製品データから見ると性能面は平均以下、容量あたりのコスパでは上位という結果となった。パワーの持続性は弱いが、コスパが良さそうという理由で買うのであれば問題はないだろう。
ニトリ製品は先日検証したダイソー製品(DAISO&HW)と似た傾向が見られた。ベストの放電グラフではニトリ製品の放電時間が長い結果となったのだが、数回実施した試験では、似た放電曲線を示す結果が多かった(ベストの個体は当たりだったかもしれない)。 両者は底部を見る限り、排気口の板金が完全に同一ではないものの、形状が似ている。中身は同じメーカーによるOEM品である可能性が高い。
※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。ロットの違い、個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。また本企画で紹介している商品は地域や季節等などによって取り扱っていない場合もございます。あらかじめご了承ください。