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毎年さまざまな趣向を凝らした恵方巻が店頭に並ぶのはこの時期の風物詩。シウマイで有名な横浜・崎陽軒でもこの恵方巻きシーズンに合わせて『シウマイ恵方まん』が販売されています。
恵方巻きでシウマイ、また恵方巻きではなく“恵方まん”……と気になる『シウマイ恵方まん』の実態は!?
『シウマイ恵方まん』は通販などの取り扱いはなく、崎陽軒店舗のみでの販売。1本税込で330円と、恵方巻きとしてはお手頃な部類です。
事前の予約も行われていましたが、店頭配布の申し込み用紙を使用する形でネットでの受け付けなどはナシ。崎陽軒好きでも『シウマイ恵方まん』は知らなかったという人も多いんじゃないでしょうか。
製造はもちろん株式会社崎陽軒。小麦粉、豚肉、たまねぎなど原材料はシウマイと変わりません。
白い表面には“シウマイ恵方まん”の文字とひょうちゃんの焼き印が押されています。パッケージには今年の恵方(北北西)なども記載され親切。
フタを開けるとむわっと崎陽軒のシウマイと同じ匂いが漂います。全長は11センチほどと、恵方巻きとしては小ぶりなサイズです。
“恵方まん”の正体は、恵方巻き風に長く作られた中華まん。ふんわりとした皮に、シウマイの具が包まれています。太さは直系4センチほどです。
縦に切ってみると端から端までシウマイの具がぎっしり詰まっています。食べてみると中身は確かに崎陽軒のシウマイの味。安心して味わうことができる美味しさがあります。厚みのある皮は噛みしめているうちに甘みが感じられ、シウマイとはちょっと違った味わいですが食べ応えアリです。具にしっかりと味がついているので、そのままでも美味しくいただけますが、好みに合わせて醤油などを用意しても良いかもしれません。
横浜・崎陽軒ならではと言えるシウマイの具をたっぷり使用した太巻き型恵方巻の『シウマイ恵方まん』。普通の恵方巻に飽きたという人はもちろんのこと、崎陽軒シウマイの具をたっぷり食べたいという人は試してみてはいかがでしょう!
恵方巻の食べ方にしたがって一本丸ごとを休まず食べる場合は、中華まんの皮に口に中の水分を奪われるのでご注意を。事前に水やお茶などで口の中を十分にうるおしてからチャレンジするのが良いでしょう。無理に丸ごと一気に食べずに、適当な大きさにカットして食べるのもオススメです。