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インスタントコーヒーはいつでもサッと手軽に飲めるのがありがたいところ。職場でも家庭でも常備している人は多いはず。
そんなインスタントコーヒーを、さらにおいしくするコツがあるそうな。それは「お湯を注ぐ前に水で練る」というもの。テレビ番組で話題になったそうですが、本当にそれだけで味が変わるの? 実際に試してみようじゃありませんか!
このテクニックはNHK『ためしてガッテン』で紹介されて広まったようです。番組公式サイトでは「コーヒー特有の苦みがやわらいで、ひきたてコーヒーのようなまろやかさを感じやすくなる」と紹介されています。
作り方は単純。
以上。インスタントコーヒーは水でも簡単に溶けるので、そんなに手間はかかりません。これだけでそんなに差が出るものなのか? 果たして結果は?
インスタントコーヒーでも特に有名な『ネスカフェ エクセラ』『ネスカフェ ゴールドブレンド』を用意。粉やお湯の量を揃えて、それぞれで「水で練ったもの」「普通にお湯を注いだもの」の2種類を作ってみました。
……ネスカフェは「インスタントじゃなくてレギュラーソリュブル!」と言っていますが、そこはあまり気にしないことにさせてください。
そんなわけでテスト開始。どちらが「水練り」か伏せた状態で、コーヒー好きのスタッフに飲み比べさせ、感想を聞いてみると……!?
まずは『ネスカフェ エクセラ』から。ちょっと安めで、それなりにおいしいですよね。
普通に作ったものの方が苦味が強いという感想が出ています。わずかながら、味の変化は出るみたいです。……ただし、「苦いほうが好き」という身もふたもない意見も。
ファンが多い『ネスカフェ ゴールドブレンド』。『エクセラ』より粒が大きく、練るときにダマになりやすいです。粒を潰しながら練りましょう。
こちらでも「普通に作ったもののほうが苦い」という意見が。「苦味がやわらぐ」などの詳細は伏せているので、たしかに効果は出ているようです。
ただしやっぱり、「普通に作ったほうが苦くておいしい」との感想も……。
飲み比べの感想を見る限り、「水練り」には“味に変化をもたらす”効果はあるみたいです。ただし、この「まろやかになる」という変化は人を選ぶようです。コーヒーに苦みを求める、深煎り風味が好きな人にはありがたくないみたいで……。
皆さんはどっちが好みでしょうか? そもそも味の違いが出るのかも含め、ぜひ試してみてください!