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コンビニ店舗数の都道府県別ランキングを作ってみました。
24時間営業の見直しだったり、不採算店の閉鎖加速の流れだったり、ぼちぼちコンビニの店舗数はピークを迎えつつあるんですかね。セブンの2万店舗超えや沖縄県への進出などの話題もあるものの、業界全体的にはなんとなく停滞ムードのほうが強く感じられたりしますし。店舗数のほか、勢力マップも作ってみたので、気になる方はご参考にどうぞ〜。※コンビニ店舗数ランキングの最新情報はこちら
ピックアップしたコンビニの店舗数は、運営各社公開のIR資料や店舗情報等(2019年8月末〜2019年11月下旬の公開情報)をもとに当サイトで独自にまとめたものであり、現時点の正確な数値を保証するものではありません。本記事公開時点では店舗数の増減がある点についてはあらかじめご了承ください。ローソン店舗数はナチュラルローソンとローソンストア100を含みます。
まずはコンビニ別の店舗数をチェックしてみました。とりあえず気になる大手3社をピックアップすると次のとおり。
セブン、ファミマ、ローソンという勢力順はいつもどおり。前回調査時(2018年12月)と比べるとローソンが大きく店舗を増やしていますが、新規出店によるものではなく、2019年2月末までにセーブオンがローソンに転換(約370店)したことが主な要因ですね。
今回ピックアップしたコンビニ店舗数を都道府県別に見ると表のとおり(青色は各地域でもっとも店舗数の多いコンビニブランド)。
都道府県別店舗数をグラフ化したもの。折れ線は10万人あたりの店舗数です。
以下はトップ10地域まとめ。( )内の数値は前回調査時(2018年12月)の順位となっています。
10万人あたりの店舗数を見ると、群馬県(46.4店)が前回35位から10位へ大幅アップ。これは先に触れたとおりセーブオンのローソンブランドへの転換による店舗増が要因ですね(本企画ではセーブオンは集計対象外だったので……)。
最後にコンビニ勢力図を作ってみました。各地域でもっとも店舗数の多いコンビニチェーンで色分けしています(濃緑:セブン、黄緑:ファミマ、青:ローソン、オレンジ:セイコーマート)。
北海道の盟主といえばセイコーマートですが、道内1,091店に対し、セブンが1,010店とだいぶ肉薄。前回調査からはセコマ減(−16)、セブン微増(+2)。札幌市内ではセブンのほうが多い状況です。数年で盟主の座が入れ替わりそうな気配がありつつ、セブンはいまが出店ピークと考えると、この先まだしばらくはセコマ王朝が続くのかもしれませんねぇ。
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以上、都道府県別のコンビニ店舗数まとめをお届けしました!