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コストコのチーズコーナーで見かける『ル・ルスティック ラクレット』。スライス型の皮なしラクレットです。かなり使いやすいので、ラクレット作りが実にラクなんですよね(じゃがいもなどに溶かしたラクレットチーズをかけて食べる料理)。
でも、これでチーズフォンデュを愉しむのもおすすめ。手軽に用意できて、旨みは十分。食卓を賑やかにするネタのひとつとしてもいかがでしょうか?
こちらがコストコのチーズコーナーにあるラクレットチーズ『ル・ルスティック ラクレット』。400gで998円(税込)。けっこうお買い得品。
ラクレットといえば、丸型ハーフサイズのやつを専用オーブンで溶かして……というスタイルに憧憬の念を抱きますが、それを自宅で実践するのはコスト的にもメンテ的にも大変。一方、『ル・ルスティック ラクレット』は「皮なしスライスタイプ」というかなり使いやすい作りで、非常に現実的。茹でたじゃがいもにのせ、電子レンジで加熱するだけでも十分に美味なラクレットが楽しめるんです。ラクレットにしては香りがライトでして、万人受けしやすいのもポイントでしょう。
で、そんなベンリおいしい『ル・ルスティック ラクレット』でわざわざチーズフォンデュを作るなんて無意味かもしれませんが、食材を用意し、アツアツのラクレットチーズに絡めて食べるフォンデュスタイルもイイもんなんです。食卓も盛り上がりますしね。
あと、コストコにある商品でチーズフォンデュを作るなら、シュトレール製のお手軽セット(計400gで888円)のほうがラクじゃん!って話もありますが、イイんです……『ル・ルスティック ラクレット』のほうがおいしいから……。
というわけで、以下は『ル・ルスティック ラクレット』でチーズフォンデュを作るときの一例です(白ワインを使わないやつ)。チーズショップで購入する、通常カットタイプのラクレットなどでもOK。ご参考にどうぞ〜。
コーンスターチはチーズの分離を防ぐつなぎ用(チーズを加熱すると水分、油、たんぱく質が分離する)。軽く温めた牛乳にコーンスターチを混ぜておき、あとでチーズに加えます。事前にチーズにコーンスターチをまぶしておくスタイルが王道のようですが、ちょっと面倒なので横着スタイルで……。
mitok編集スタッフがチーズフォンデュを作るときは、IHヒーターとIH対応鍋を使います。ホーロー鍋とアルコールランプ? 面倒だから使いません……(横着ばかり)。
適当にちぎったラクレットスライスを鍋に入れて溶けてくるまで加熱します。
あるていど溶け始めたら、コーンスターチを混ぜた牛乳を注ぎ、チーズにとろみが出てくるまで混ぜ混ぜします。
とりあえずこんな感じのとろみがつけばOKです。あとは保温状態くらいで加熱を続けておきましょう。
お好きな食材をラクレットチーズにからめてお愉しみください。ブロッコリー、じゃがいも、アスパラガス、ミニトマト、芽キャベツ、ウインナー、パン、サイコロステーキなどなど、だいたいの食材をおいしくいただけます。ラクレットにしてはクセが弱いのに、旨みはしっかり&塩気もあるため、ブラックペッパーなどの追加テイストなしで十分に堪能できると思いますよ!
なお、シンプルなチーズフォンデュが物足りなかったら、ラクレットスライスを溶かす前にガーリックスライスを炒めておいたり、牛乳の代わりに白ワインを使ったりするのもおすすめです。