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大容量・高コスパのコストコは、生鮮品である野菜や果物の取り扱いも充実しています。が、なかには聞きなれない品種もありますし、海外産のものも……。はたして買っても大丈夫なのか、気になりますよね。
たとえばコストコの『アボカド』はメキシコ産で、大きめのものが6玉入っています。一般のスーパーでもメキシコ産アボカドはよく見かけますが、それと比べておトクなのでしょうか?
そこで、mitokではコストコ食材のアレンジレシピでお馴染みの塩野めいこさんに、ガチンコのレビューを依頼。2歳・4歳の男児を育てる主婦の目線から、厳しくチェックしてもらいました!
※本検証は、2017年11月9日に購入した1袋についてのものです。個体差、保存状態、購入店、入荷時期などによって、品質は異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。あくまでも判断材料のひとつとして参考にしていただければ幸いです。
アボカドの熟れ具合は、皮を優しく押して少し凹む程度がベストと言われています。また、皮が黒っぽくなるほど熟れている目印にもなります。身の色は黄緑〜濃いグリーンのものが食べごろ。ただ、コストコのアボカドは、6玉のなかでも熟し具合の個体差がけっこう大きい印象でした。
こちらはほどよく熟した状態でしたが……、
こちらは食べるにはまだ「若い」状態。あと5日くらい待ったほうがよかったかも。こういうアボカドを、熟したものに近い食感にしたい場合は、ラップで包んでレンジで40秒ほどチンしましょう。
6玉全部が「完熟」というわけではないので、「一気に使わないと」と焦る必要はなさそうですね。熟す過程を楽しみながら消費していけばよいでしょう。
よく熟した個体は、ねっとりと柔らかく、脂肪分も申し分ありません。が、若いアボカドに当たった場合は、やはり少々青臭さがあるので、気になる人もいるかも。
6玉のアボカドは、大きさにばらつきがあるものの、小さいものでも200g以上あり、平均すると233gとなります。そして、1玉当たりのお値段は160円。
近所のスーパーだと、小ぶりのサイズ(150g前後)が120〜170円というのが相場です。それに比べると、コストコのアボカドはコスパもいいですね。
熟し度合いは袋によっても違うので、自分の消費ペースに合わせて選べば問題ないでしょう。230gサイズで1玉160円はお買い得。アボカドをよく食べる方にはおすすめといえます。
ちなみに、若いアボカドは、サラダにすれば、そのままでもおいしく食べられます。たとえば、マグロぶつ、海苔の佃煮と混ぜた「アボカドとマグロのサラダ」はいかがでしょうか。また、スライスして蒸しエビとサンドイッチにする「エビアボカドサンド」なども、歯ごたえが残っているアボカドの食感を楽しめますよ。
一方、アボカドのディップを作るなら、しっかり寝かせて確実に熟したものを使ったほうがよさそうです。
ちなみに、アボカドの身に黒い筋や点が入っていることもありますが、これは酸化によるもの。傷んでいるわけではないので、果肉が黄緑色ならば問題なく食べられます。
ただ、もし果肉が茶色に変色していた場合は……残念ながら傷んでいます。こればっかりは、当たりハズレがありますね。コストコは「商品保証」をしているので、そういう場合は交換・返金が可能。すぐに返品に行けない場合は、購入店舗に電話して相談しておくとよいでしょう。