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東京の「アニヴェルセル 表参道」は9月、開業25周年を記念して全館リニューアルオープンする。リニューアルの一環でパティスリー「CAKE」が新たにオープンする。監修などに携わる「アニヴェルセル 表参道」パティシエ長の宇川景子さんが、オープン前の思いや同パティスリーについて語った。
「CAKE」は、美・アート・イノベイティブの3つをテーマにしたパティスリー。「アニヴェルセル 表参道」の1階にオープンする。
宇川さんは「長年愛され、親しまれてきたスイーツの美味しさは大事にしつつも、これまでのイメージを刷新して形や見映えにもこだわり抜いた至極の商品をご提供いたします。今までは断面を見せるショートケーキでしたが、今回は表面が真っ白で、苺を丸ごと1個忍ばせてキューブ型にするなど、リニューアルにふさわしい革新的なデザインにも挑戦しています」と話す。
店内の全スイーツがテイクアウト可能で、店内のカフェラウンジでも食べられる。ギフト用のフィナンシェBOXも用意する。
「『アニヴェルセルカフェ』の人気商品でもあるショートケーキ、モンブランをはじめ、ティラミス、ムース、タルトの生菓子5種をご提供いたします。また、トリュフなどの贅沢な食材を使用し、香りや季節感にもこだわったフィナンシェを5種ご用意しました。中でも、社名の由来にもなった絵画『アニヴェルセル』に登場するバラの花束から発想を得て開発した『ローズハニー』味にはご注目いただきたいです」(同)
結婚式をプロデュースする「アニヴェルセル 表参道」のウェディングパティシエならではの工夫もあるという。
「ご新郎ご新婦の想いをカタチにするウェディングケーキは、一つとして同じデザインがありません。おふたりのリクエストを叶えるためのアイデア、時代に沿ったトレンド、予算に合わせたご提案など、本当に多くのノウハウを培ってきました。この経験をもとに、ウェディングに限らず、今度はケーキショップとしてスイーツを展開することで、お気軽に商品を手にとっていただけるようになりました。若い方からご年配の方まで、より多くの方にご利用いただけたらと思っています」(同)
さらに宇川さんは「これまでもカフェがあったものの、多くの方にとってアニヴェルセル=結婚式場のイメージがあったと思います。今回のリニューアルで、新たに『CAKE』、『COFFEE STAND』、他にもフラワーショップがオープンすることにより、今まで以上に幅広いお客様にとって気軽にお立ち寄りいただける施設へ生まれ変わります。私たちパティシエにとっては、特別な記念日だけでなく、自分自身へのご褒美や、誰かの何気ない日常に彩りを添えるなど、アニヴェルセルからお客様へ、人から人へ繋がり、手渡しで伝わる素敵なひとときをスイーツでお手伝いできたら嬉しいです」と語っている。
◇アニヴェルセル 表参道
住所:〒107-0061 東京都港区北青山3-5-30
電話:03-5410-8988
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