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教諭が中身を確認していたところ、自身の4年生への体罰が記入されているアンケートがあった。
内容は、「先生にグッと力を込めて両腕を抑えられ、無理やり別の場所に移動させられた」というもの。
これを見つけた教諭は、「このまま担当者に提出すると、自分が行った体罰がバレてしまう」と思い、アンケート用紙をシュレッダーし隠蔽。
さらに、破棄した分のアンケートを教諭が『自作』して、担当に提出した。
翌月には、学校へ「教諭の体罰をアンケートに記入したが、対応はどうなっているのか」と保護者から問い合わせが入った。
学校が当該アンケートを確認すると、保護者が訴えている内容ではなく、筆跡も保護者のものではないことが発覚。
教諭が、一連の悪事を認めた後に、学校が児童たちへ聞き取りを実施した。
すると、他にも体罰が確認された。
さらに、「うそを付くと逮捕される」と児童を脅したり、「バカちんだな」と授業中に発言したりしていたことも分かった。
県教委は、教諭を17日付けで停職6か月の懲戒処分とした。
なお、教諭はすでに退職届を提出済み。
『依願退職』となるため、退職金は支給される。