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その後、同僚の机の中から、現金2,500円を窃盗。
なお、この小学校では機械警備はなく、教職員全員が入口の鍵を所持していた。
また、職員室の鍵も、全員が分かる場所に置いてあったという。
被害にあった教員が、5月4日に職員室にやって来た際に、現金がなくなっていることに気づき、7日に教頭に申告。
この教員の机に現金が入っていることを知っていたのは、数人の教員だけ。
校長が一人ずつ確認していったところ、豊田教諭が犯行を認めた。
教諭は、教委の聞き取りに「ギャンブルに多額の金をつぎ込んでしまい、金の工面に困っていた。同僚の机に現金が入っていることを知っていたため、それを狙った」と話したという。
さらに、「(金に困っていたことで)冷静な判断ができなかった」と語った。
なお、学校の公金や他の教員の被害は、今のところ確認されていない。
また、教諭は被害者に対して、盗んだ金を返金し、謝罪。
県教委は、教諭を刑事告発しない方針だ。
県教委の担当者は、トレンドニュースキャスターの取材に「教諭は特別支援学級の担任をしていた。児童の心のケアについては、残っている教員で行っていく」と語った。