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しかし、作業を進めていくと、「排水管の奥が詰まっているかもしれない」などと、当初の作業ではトイレの詰まりは解消できないと説明。
さらに、便器を外して配管に薬剤を投入したり、機械を使ったりする作業が必要だとして、数万円から十数万円の追加工事が必要だと訴える。
消費者としては、想定していた料金よりも大幅に増額していることは認識するが、既に修理作業が行われており、ここで作業をやめられても困るなどと考え、追加工事を承認してしまうという流れだ。
当該業者は、追加工事後、さらに数十万の大掛かりな工事が必要と説明したケースもあった。
なお、トレンドニュースキャスター取材班が25日早朝に、この業者のサイト・水の関東24(http://mizunokanto.com/)を検索してみたところ、すでに逃亡していた。
消費者庁は、このような業者の被害にあわないためには、①「トイレが詰まってしまっても慌てずに、まずは冷静になる」。
②「ウェブサイトを見て修理依頼した場合であっても、クーリング・オフできる可能性がある」などと強調。
そのため、何か困ったときには、消費者ホットライン 188(いやや!)に電話するように呼びかけている。
なお、トイレ詰まりに関しては、ホームセンターなどで購入できる「ラバーカップ」(通称:スッポン)で直ることも多い。