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今回解禁されたティザービジュアルでは、『正欲』というタイトルが大きく示されており、「(ab)normal desire」という映画『正欲』の英題が、パッションピンク色の手書き風文字で強調されている。
あえて( )でくくられた「ab」が意味するものとはなんなのか、気になるつくりだ。
併せて解禁された特報映像でも、本作のタイトルが大きく強調されている。
「正」という文字が最初に示された後、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香それぞれの表情が大きく映し出されていく。
「欲」という文字が次に示されると、「それでも私が、私たちが抱えている欲望は、あって良いものだと思いたい」という新垣結衣が演じる桐生夏月(きりゅう・なつき)の台詞とともに、再度キャストの表情が次々と映される。
切迫感、安堵、疑問、不安……それぞれの役柄が心に秘めた想いを感じさせる。
傑作か、問題作か。
『正欲』というタイトルの意味とは?
観る者の想像を刺激する。
なお、脇を固める追加キャストは、山田真歩、宇野祥平、渡辺大知、徳永えり、岩瀬亮、坂東希、山本浩司。
不登校の息子が世間から断絶されることを恐れる検事の啓喜。
ひとつの秘密を抱え、自ら世間との断絶を望む寝具販売員の夏月。
夏月の中学の同級生で、夏月と秘密を共有する佳道。
心を誰にも開かずに日々を過ごす大学生・大也。
自分の気持ちに戸惑いながらも心に従おうと邁進する、大也と同じ大学に通う八重子。
無関係に見えたそれぞれの人生が、ある事件をきっかけに交差する。
11月10日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社 ⓒ 2023「正欲」製作委員会
配給:ビターズ・エンド