子ども向けIOT機器を販売するmyFirst.techの日本法人・Oaxis Japan株式会社が、SNSアプリ「myFirst Circle」と子ども向けスマートフォン「myFirst Fone S3」のローンチを発表。
3月29日には東京都で発表会が行われ、myFirst.tech代表取締役のGJ Yong氏が登壇した。

子ども向けの商品を開発する同社。GJ Yong氏は「弊社がほかの会社と違うのは、おもちゃ会社ではなく本物のテックを作り、安心安全な商品を造ること」と前置きし、「子供向けカメラをインターネットで探したら、大きくて少し重たい商品しかなかった。軽くて小さくて性能が高い商品がないかと考えました」と同社が子ども向けのテックを作るに至った経緯を語った。

このたびサービスを開始する子ども用のSNSアプリ「myFirst Circle」については、「高い精度を誇るGPSで位置情報を取得することが可能です。ビデオ通話や子供と1対1のほか家族などグループでチャットできる機能も付いており、マナーモードにもできるので、学校に持っていっても大丈夫」と解説。チャットに関しては34文字の定型文でメッセージを送ることも可能。投稿の際は、「ShoutOut」機能により、「いいね」ではなく、さまざまなワードでリアクションを返すことができるそう。保護者の任意で、不適切な投稿を制限することも可能だ。

すべての情報はクラウドベースでデータが保存されるため、もしもの場合でも復元ができるとのこと。投稿するときに決めたカテゴリーの人にのみ閲覧権限を付与ができる。「myFirst Fone S3」に搭載された緊急ボタンを5秒ほど長押しすることで、保護者アカウントにアラートが届く仕掛けも施されているそう。

さまざまな機能が追加された「myFirst Circle」は、腕時計型のキッズ向けスマートフォン「myFirst Fone S3」で効果を発揮する。IP電話などの基本的な機能のほか、音楽プレイヤーや好きなアニメーションを文字盤に設定できるエンターテインメント性が組み込まれている。色はスペースブルーとコットンキャンディーから選択が可能。専用の「myFirst FreeSIM」を利用する場合は、月額1,078円(税込)、本体価格は24,800円(税込)で購入できる。

「myFirst Fone S3」はすでに事前予約を受付中。「myFirst Circle」のサービス提供と「myFirst Fone S3」の実販売は4月中旬からで予定されている。

《商品仕様》

スクリーン:1.4インチIPSスクリーン
カメラ:広角200万画素
電池容量:650mAh
耐水レベル:IPX8
連続通話時間:6時間
スタンバイ時間:48時間
USB:5V、1A
ストレージ:8GB
本体重量:55g
SIMカード:Nano
位置情報:Wi-Fi、GPS、A-GPS
ワイヤレス:GSM、W-CDMA、Wi-Fi、GPS

情報提供元: TREND NEWS CASTER
記事名:「 子ども向けなのに本格的なスマホ「myFirst Fone S3」が予約開始、アプリ「myFirst Circle」も充実の設計