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「猫パンチや猫キックではアニサキスは倒せません」というユニークな名言も誕生。
写真に登場している猫は、職員が実際に飼っている猫だ。
SNS上には「猫を出せばバズると思ったでしょ?その通り」、「厚労省担当者、なかなかやるなあ」など称賛の声があがっている。
アニサキスは、寄生虫(線虫)の1種で、その幼虫の長さは、2~3cm。幅は0.5~1mmほどで、白色の少し太い糸のように見える。
サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生している。
アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を生で食べることで、アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こす。
実際にアニサキス症を発症した、福島県在住の60代男性は取材に「夕方に回転寿司店で、サンマの握りを食べた。すると、夜中に猛烈な腹痛に襲われた」と話す。
この男性は、翌日の朝、総合病院を受診。胃カメラ検査の結果、胃にアニサキスが刺さっていることが確認された。
内視鏡でアニサキスを摘出したところ、痛みは治まったそうだ。
厚労省によると、アニサキスの食中毒の50%以上が飲食店又は販売店で発生しているという。
まずは、鮮度を徹底し、目視で確認。さらに、冷凍、加熱が有効だと呼びかけている。