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厚生労働省は、腸管出血性大腸菌O26が検出された馬刺しが、全国的に流通しているとし、注意を呼びかけている。
厚生労働省食品安全情報(@Shokuhin_ANZEN)は、「腸管出血性大腸菌O(オー)26が検出された生食用馬肉(馬刺し)が回収されています」。
「当該品をお持ちの方は、絶対に食べずに返品をしてください」と投稿。
厚生労働省食中毒被害情報管理室は、トレンドニュースキャスターの取材に対して「当該馬刺しが、全国各地に3,800~4,800個流通している」。
「賞味期限が2023年10月4日までなので、冷凍庫に入っていないかどうかも確認してほしい」と話す。
横浜市では、この馬刺しを食べた港南区在住の30代女性が、1月3日から腹痛、下痢、血便などの症状を発症。
女性は一時入院したが、現在は退院している。
横浜市保健所食品衛生課は、取材に対して「富士ガーデン上大岡店でこの馬刺しが、2月20日までの間に、計79個販売されていた」。
「食べてしまうと、この女性と同じ症状がでる可能性がある。腸管出血性大腸菌では、過去には死亡例もある」と語った。
この馬刺しを加工したのは、愛媛県松山市にある株式会社ヴェラジャパン。
購入した販売店への返品、もしくは着払いでの返送を呼びかけている。
問い合わせは089-979-7833まで。