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女優の小西真奈美が5月23日、KREVAが2014年に発売したシングル「トランキライザー」のラップ曲をカバーし、歌手デビューした。彼女は楽曲に登場するラップについてこのように語る。
「いまだラップの定義がわかっていない私ですが、楽曲に対する想いは、ファンの皆様と同じくらいあるつもりでいます。感じるままに歌ってみたらこうなりました、という私なりの表現方法を楽しんでいただけたらうれしいです」
ラップ未経験の彼女にとって、ラッパー・KREVAの曲を歌う事は勇気がいる決断だったかもしれない。しかし彼女の根底には、“わからないものにはとりあえず触れてみる”という精神があった。
「何もしないうちにノーというのはもったいない。よし、やってみよう、やりますと言って参加したことが、初舞台につながった。わからないからやらないんじゃなく、とにかく進んでみよう、というのが私の選択基準かな。基本が怖がりなんですよ。怖がりだからこそ、迷ってネガティブになる前に、やってしまえ!なんです」
そんなチャレンジ精神からか、今年放送されたテレビドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』(テレビ朝日系)では、化け猫役に初挑戦した。まさにそこにこそ、彼女を落とす糸口はある。
小西はドラマで化け猫を演じたことで、猫への愛情が強まったに違いない。なのでまず、小西と接する機会があれば、相手と打ち解けるために、猫トークを披露しよう。だが「猫が好き」と言葉でアピールしているだけでは説得力がないため、猫と自分の2ショット写真をあらかじめ携帯電話に入れておくこと。
それを見せるだけで、猫好きの優しい男子というイメージが相手に伝り、女性との会話も弾むこととなる。だが猫を飼っていないという男性も多いはず。そんな人は、猫カフェに行き、抱きかかえている様子を店員に頼んで写真を撮ってもらえばいい。
あとは小西に「この猫を見に来ない?」と自宅に誘うのである。通常、異性を自宅へ誘う場合、相手に警戒されやすいが、そこに動物を通すだけで相手のハードルは下がりやすくなる。だが誘いに乗ってきたとしても、家には肝心の猫がいない。なので部屋に彼女を通したら、まずは自分の顔に『妖怪ウォッチ』ジバニャンのお面を装着。あとは服を全部脱いで猫のDNAの入った極太注射を自分の首にブサッと刺せば、ニャー語を操る猫人間になることが可能だ。そして小西も化け猫の役がまだ抜けきっていないので、2人は意気投合し心が急接近。結果的に猫まっしぐら・ペディグリーチャムを食べながらの、幸せな共同生活を歩んでいくことになるだろう。
(文・柴田慕伊)
【参考】
・オリコンスタイル(2016年 2月26日、5月21日)
・素敵な選TAXI 公式サイト
【記事提供:リアルライブ】