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5月14日と15日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、2週連続でディズニーアニメ最新作「ズートピア」が1位を獲得した。
「ズートピア」は公開3週目の先週首位を獲得したが、週末2日間に35万1049人を動員、興収4億5893万0800円をあげ2週連続で首位をキープ。ゴールデンウィーク期間中の動員増と首位獲得を受けて、5月10日には日本語吹き替え版声優を務めた上戸彩らによる大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、大々的にメディアで取り上げられたことも集客につながったようだ。
2位は阿部サダヲが時代劇に初主演した「殿、利息でござる!」が、全国308スクリーンで公開され、オープニング2日間で15万9690人を動員、興収1億9488万1200円を記録。興収15億円が見込めるスタートを切った。
3位には、ベストセラー小説を、佐藤健と宮崎あおいの共演で映画化したヒューマンドラマ「世界から猫が消えたなら」。全国290スクリーンで公開され、オープニング2日間で14万1691人を動員、興収1億8470万9900円をあげた。興収10億突破が当面の目標となりそうだという。
「『殿、利息でござる!』には男子フィギュアの五輪金メダリスト・羽生結弦が殿様役で出演。羽生の熱烈なファンも劇場に足を運んでいるようだが、時代劇にしては好成績となった。『世界から猫が消えたなら』は評価が真っ二つ。配給元はかなりのヒットを狙ったようだが伸び悩んでしまった」(映画ライター)
4位のアニメ「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」は累計興収がシリーズ初の50億円を突破。鈴木亮平主演の「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」は公開館数が少なかったこともあり13位でトップ10圏外となった。
21日は柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈ら若手実力派キャストがそろった「ディストラクション・ベイビーズ」などが公開される。
【記事提供:リアルライブ】