4月にスタートするテレビ朝日系ドラマ「不機嫌な果実」で主演をつとめる女優の栗山千明の相手役をつとめるのが、俳優の市原隼人だ。

 林真理子さんの不倫小説を約19年ぶりにドラマ化。97年にTBS系で石田ゆり子、岡本健一らの出演でドラマ化され話題になった。

 「97年版と比べられるのは仕方ないが、栗山と泥沼の不倫にハマる役は市原にとって初めてこなす役柄。ここで俳優としてひと皮むけるかどうか勝負どころ」(テレビ関係者)

 小学5年生の時に現在の事務所に街中でスカウトされ、日清食品「スパ王」のCMでのたらこ役。俳優デビューは01年公開の岩井俊二監督作品「リリイ・シュシュのすべて」だった。

 03年にTBSで放送された竹野内豊主演の「ヤンキー母校に帰る」では物語の札付きの生徒を演じる。

 以後、“不良系”のイメージで人気が急上昇したが、08年にTBS系で放送された人気コミックを実写化したドラマ「ROOKIES」で安仁屋恵壹役を演じ、役作りのために髪を「ロン毛」にしたところ役がピッタリとハマり大ブレークを果たした。

 「共演していたのは佐藤健、城田優はバリバリの“輩系”の若手俳優。周囲に負けないためか、そのころから市原も異様にハイテンションモードになった。その後、自分のものまねをする芸人にかみついたりして、なかなか扱いづらいキャラになり一時期に比べて仕事が減ったりもした」(映画関係者)

 プライベートでは14年9月に交際していたモデルの向山志穂と結婚し同年11月に長女が誕生。昨年は主演映画「極道大戦争」が大コケしたものの、「最後のサムライ」で舞台初主演をつとめるなど、俳優としてのステップアップに励んでいる。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ