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タレントの佐野ひなこが12日、都内で人気格闘ゲーム「鉄拳7」公式格闘ゲーム大会「THE KING OF IRON FIST TOURNAMENT 2015 GRAND FINAL」に出席。イベント後の会見で同ゲームの応援マネジャーとして一年間着用した“ラッキークロエ”のネコ耳セクシーコスプレ姿が今年で見納めであると発言した。
佐野は「鉄拳の20周年と20歳のわたし。(応援マネジャー就任は)本当に奇跡のコラボでした。あっという間に一年間が過ぎてしまいました」としみじみ。クロエコスについても「特別オーダーでわたしのためだけに作ってもらったものなんですけど、一年間着て、いろいろ破損してしまって。今日も三か所くらい壊れました」と苦笑い。応援マネジャーの任期は一年で同コスプレは今年で着納めとなるが「せっかくなじんできていたのに…」と寂しそうな表情も見せた。
イベントには同ゲームの名を芸名としている鉄拳も登壇。「“鉄拳”という名前を使わせてもらって、無許可だったのに怒りもせずに、ナムコさんって本当に遊び心満載ですね」とこの日、改めて本家の「鉄拳」に感謝の気持ち。
最新の「鉄拳7」については「僕がはまっていた頃の初期の『鉄拳』とは違うなって。進化しすぎていてビックリしましたよ」とコメント。「最近はパラパラ漫画ばかり描いていて腱鞘炎になってしまって、あまりやっていないですが、腱鞘炎がなかったら(本大会にも)参加していますよ」と意気込みを見せ、「『鉄拳4』の時はチャンピオンに目隠しして戦ってもらって、ハンデ戦でしたけど、勝ったことがあるんですよ」とゲームの腕前についても自信たっぷり。
一方、芸人として今年一年の総括コメントを求められると「僕あんまり話題になってないですよね…」と自信なさげな表情。「6月に自主制作したものを映画祭に出展して話題賞をとってニュースにはなったんですけど、そのあとに又吉(直樹)さんが芥川賞とって、僕の話題は消えました。『火花』には勝てなかったです。パラパラ漫画の賞もあったらいいのに」とうらめしげな表情で語っていた。
(取材・文:名鹿祥史)
【記事提供:リアルライブ】