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今年2月、イギリスで眩しいほどに輝くUFOが5分間にわたって撮影され、世間の注目を集めるという事例が起きた。専門家によれば、このUFOの正体は金星だろうということだったが、実はイギリスもUFOの目撃例が多い地域のようだ。
2002年、スコットランド地域政府が運営する観光・旅行団体「ビジット・スコットランド」の発表によれば、世界中で最もUFOが目撃されている地域はなんと英国、スコットランドなのだとか。この団体の調査結果によれば、スコットランドでは毎年約300件のUFO目撃事例があり、1キロ平方当たり0.004体は目撃されていることになるという。UFOの事例といえばアメリカから衝撃的な報告がなされることが多いが、計算するとスコットランドではアメリカの実に2倍に近い頻度で目撃されていることになるそうだ。
勿論、その目撃証言の中には前述のような何かを誤認したケースやトリックも含まれていると思われるが、それでも頻度だけ見れば相当なものになる事は確かだ。
この発表は6月24日の「UFOの日」に行われたものだが、このUFOの日は1947年にアメリカのワシントン州にて9機のUFOが目撃された事件を記念した日でもある。同年7月にはUFOが墜落した!? と騒がれるロズウェル事件が起こるなど、様々な重要事件が起きた年であった。
そして何と、スコットランドでもやはりUFOは目撃されていたのである。しかも、当時としては珍しく動画にも撮影されている。
現在はその動画を見ることは難しいが、記事の画像が動画の一部分である。
美しい青空のもと、日光に照らされた金属質な銀色の物体が飛んでいるのが確認できる。上の段に比べて下の段が大きい二段構造、ないしはアダムスキー型のような広いスカート状のものが下部に付いているようだ。
なお、当日の現場には鳥や風船が飛んでいたわけではなく、また同時刻に付近を飛んでいた飛行機も無かったという。この物体の正体については、今も結果は出ていない。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
【記事提供:リアルライブ】