9月26日、27日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、先週2位だった桐谷美玲主演の「ヒロイン失格」が首位を獲得した。

 「ヒロイン失格」は先週2位だったが、シルバーウィーク中も好調だった勢いをそのまま持続し、土日2日間で19万6496人を動員、興行収入2億3382万5500円をあげ、首位を獲得。累計動員は95万人、累計興収は11億円に迫っている。

 「もともと人気の少女コミックで、人気イケメンの山崎賢人と坂口健太郎が出演。さらには、桐谷が番宣に協力を惜しまずにPR活動をこなしたことが勝因となった」(映画ライター)

 2位は人気コミックを実写映画化した2部作の後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」。土日2日間で11万2487人を動員、興収1億5928万7800円をあげ、累計興収も10億円を突破したものの、興収31億円を突破している前作超えは難しそう。

 142スクリーンと中規模の公開ながら『心が叫びたがってるんだ。』も依然好調で5位にランクインした。

 26日には1995年公開のバイオレンスアクション「GONIN」の続編「GONINサーガ」が公開。俳優を引退した根津甚八が一作限りの復帰を果たし、話題となったものの、トップ10入りはならなかった。

 10月1日には「第68回カンヌ国際映画祭」の「ある視点」部門で監督賞を受賞した、深津絵里と浅野忠信が主役となる夫婦を演じた「岸辺の旅」が公開。3日には「デスノート」の原作者・大場つぐみ&小畑健による大人気コミックを実写化した「バクマン。」、内野聖陽主演の「罪の余白」などが公開。3作品の中でも「バクマン。」は来週のランキングで上位に食い込みそうだ。
 

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ