演劇ユニット・TEAM NACSに所属する俳優の戸次重幸と女優市川由衣が10日、それぞれの所属事務所を通じ、今月8日に都内区役所に婚姻届を提出し結婚したことを発表した。 各スポーツ紙などによると、2人は、昨年春に収録され、7月にNHKBSプレミアムで放送されたドラマ「おわこんTV」の共演で知り合い、その後、交際に発展。既に同居しており、市川は妊娠しておらず結婚後も仕事は続け、挙式、披露宴は身内で行うという。

 同ユニットで唯一の独身で“最後の砦”と言われていた戸次だけに、ネット上ではファンから「今日は会社休みたいです(笑)」などの悲鳴が上がっている。

 札幌市で生まれた戸次だが、大学受験に失敗し浪人時代にテレビで見た、イッセー尾形の一人芝居に魅せられ、受験をやめて役者になることを決意するも、親に説得され北海学園大学に進学。演劇研究会に入り舞台活動を始め、大泉洋・安田顕らと出会いTEAM NACSを結成した。

 ローカルタレントとして活動を続けて人気を集め、東京進出の夢を果たす。ドラマでは脇役からレギュラーキャストまで毎年数多くのドラマをこなし、並行して映画と舞台の仕事も精力的にオファーを受けている。

 「学生時代から役者としてだけではなく脚本・演出の立場でも精力的に活動する根っからの舞台人。NACS以外の役者ともユニットを作り、北海道の演劇界の底上げを目指し奔走していたが、自分たちが東京に出て名前を売ったことで、北海道の演劇界に多大なる貢献を果たした。今後、演者としてだけではなく、クリエイターとしての活動が増えそう」(演劇関係者)

 NACS内では安田とともに「チームハンサム」と呼ばれるイケメンキャラ。以前、女優の井上和香らと浮名を流したモテ男だが、見事に美人妻をゲットした。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ