9月5日、36日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、篠原涼子主演の人気ドラマの劇場版3作目でシリーズ完結編「アンフェア the end」が初登場首位を獲得した。

 「アンフェア the end」は全国328スクリーンで公開され、オープニング2日間で21万4198人を動員し、興収2億9456万4500円を記録し首位を獲得した。

 2位は、前週初登場1位だった「テッド2」。週末2日間で21万1365人を動員し、興収3億0620万9300円を記録。興収では「アンフェア the end」を上回り、公開9日間で累計動員は95万人、興収13億円を突破した。

 3位は「ジュラシック・ワールド」で興収78億円に迫り、4位は「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」で興収44億円を、5位は「ミニオンズ」で興収47億円をそれぞれ突破した。

 「篠原といえば、最近は夫で俳優の市村正親ががんを患ったこともあって仕事をセーブしてサポートしていた。しばらく露出はCMのみだったが、今回の映画ではかなり番宣で稼働した。篠原の協力があったからこそ洋画の大作をしりぞけて首位を獲得できた」(大手映画会社関係者)

 「アンフェア the end」以外、上位は洋画が独占したが、7位は前週12位スタートだったアニメ「劇場版 弱虫ペダル」がランクアップ。全国80スクリーンの公開規模だが、入場者には、毎週種類が異なる限定オリジナルラバーキーホルダー(全18種類)がプレゼントされることもあってか集客を伸ばしている。

 10位には俳優の田口トモロヲが6年ぶりに手がけた監督3作目で、多部未華子と綾野剛が共演したラブストーリー「ピース オブ ケイク」が初登場。全国158スクリーンで公開され、オープニング2日間で3万6982人を動員し、興収5279万9000円を記録した。

 12日はベストセラー作家・東野圭吾氏のサスペンス大作を映画化した「天空の蜂」、日本でもおなじみの人気ゲーム「パックマン」が地球を侵略する「ピクセル」、「ワイルド・スピード」などでアクションスターとして活躍するドウェイン・ジョンソン主演の「カリフォルニア・ダウン」などが公開される。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ