別居、離婚騒動で、“渦中”の米倉涼子(40)が、1年ぶりにドラマ出演することが明らかになった。すでに撮影はスタートしている。

 昨年末、2歳年下の一般男性と結婚した米倉は仕事をセーブしていたため、ドラマ出演は昨年10月期の連ドラ「ドクターX〜外科医・大門美知子〜」(テレビ朝日)以来となる。

 米倉が出演するのは、今冬に放送されるテレ朝のドラマスペシャル「家政婦は見た!」の第2弾。昨年3月2日に放送された第1弾は17.4%(数字は以下、すべて関東地区)の好視聴率を獲得しており、同局にとっては待望の第2弾放送となる。

 米倉が演じる家政婦の沢口信子はバツイチの独身で、実は誰もが振り向くような稀にみる美貌を持ちながら、それが原因で心に傷を負うという特異な過去にさいなまれ、おかっぱ頭のウィッグと黒ぶちメガネ、そばかすメイクでブサイクを装い、本当の姿を隠している。派遣先のセレブ家庭の不幸を見つけることが何よりの楽しみで、その家庭を崩壊に導くという役柄。

 今回の第2弾で派遣されるのは、宝石業「帝国真珠」を経営する資産家一族の家庭。そこでは、異母兄妹が激しい実権争いを繰り広げていた。

 共演は西田敏行、財前直見、池田鉄洋、菜々緒、金子貴俊、大倉孝二、マキタスポーツ、松尾貴史、寺田農、高泉淳子、横田栄司、田山涼成、東ちづるら。

 ドラマに復帰するとなると、その先に見えてくるのは、「ドクターX〜」の第4弾。同シリーズは、第1弾(12年10月期)で平均19.1%、第2弾(13年10月期)で平均23.0%、第3弾(14年10月期)で平均22.9%の好視聴率をマークしたテレ朝のドル箱ドラマ。

 しかし、米倉側の意向で第3弾をもって、最後になる可能性が高いとみられていたが、同じ局の「家政婦は見た!」に出演することで風向きが変わったのは事実で、その復活にも現実味を帯びてきた。準備期間からして年内は難しそうだが、来年、テレ朝も視聴者も待望する「ドクターX〜」第4弾の放送が実現するのか注目が集まる。

 テレ朝は米倉を口説き落とせるか?

(坂本太郎)

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ