左回りは苦手か…。先週川崎競馬場でおこなわれた「'15スパーキングサマーチャレンジ(A2)(下)」。本命に推したブリージーストームは、好スタートを切るとスッと内へ入り好位2番手の位置を取る。道中は折り合いも付いていたが、追い出してみると手応えほど鋭い伸びが見られず、逃げ馬を捕らえられなかっただけではなく後ろから来たカネトシイナーシャにも抜かれ3着。絶好のかたちには見えたが、結果から左回りよりも右回りの方が得意なのかもしれません。

 さて、今週は「第36回サンタアニタトロフィー(SIII)」が大井競馬場でおこなわれます。古豪から新星と面白いメンバーが揃った一戦。真夏の大井に激しい火花が散る!

 本命は、鈴木亮平のように優等生でマッチョなソルテ。前走はまずますのスタートから二の脚速く好位2番手の位置を取ると、3コーナーでは持ったまま先頭に立ち、残り250m辺りから仕掛けるとグングン伸びて2着に8馬身差を付ける圧勝。前々走の川崎マイラーズにしても、早め先頭からこちらは2着馬に5馬身差を付ける強さを見せつけました。唯一の不安は4着以下が1回しかない左回り比べて、4着以下が7回ある右回りに変わること。それでも今の充実ぶりなら突き抜けてもおかしくありません。

 相手本線は、セイントメモリー。こちらは大井で12勝を挙げている右回り巧者。昨年からここまで10戦消化しているが、勝ったのは大井でおこなわれた3戦のみと近走は如実に表れている。それも59kgと57.5kgと重い斤量を背負ってのものだから本物。本命馬とは正反対の適性だけに逆転があっても。

 ▲は中央から移籍してきたフリートストリート。勝利は2年前から遠ざかっているが、中央でエルムS(GIII)を制しているように実績は十分。まだ6歳と環境が変われば復活してもおかしくありません。

 以下、グランディオーソ、トーセンアドミラルまで。

◎(4)ソルテ
○(7)セイントメモリー
▲(13)フリートストリート
△(12)グランディオーソ
△(1)トーセンアドミラル

買い目
【馬単】6点
(4)→(1)(7)(12)(13)
(7)→(4)(13)
【3連単フォーメーション】9点
(4)→(7)(13)→(1)(7)(12)(13)
(7)→(4)→(1)(12)(13)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ