【写真】粗品

お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(32)が14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。日本テレビ系「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」の審査員を務めた舞台裏を語った。

生放送は午後9時22分に終了。その後、粗品は日付をまたいだ14日未明に1時間26分の動画を電光石火でアップした。生放送で真剣な辛口審査を長尺で行った粗品はジャージ姿で登場。「さぁ、というわけでノーカットでお送りします」と前置きした上で「うーん、面白くはなかったかな」と切り出した。「審査コメントをみたいなのをさせてもらったんですけど、それ以上にもうちょっとしゃべりたいなと思います」と語った。

番組スタッフとは複数回の打ち合わせがあったという。「制作陣の熱い思いとか、この大会にかける感じとか思いを聞けたし。僕は全部先言ってたんですよ、日テレ側に。オファーの段階で、面白くないものは面白くないって言いますよと。で、多分どえらい空気になりますよとか。あと、予想ですけど、例年見てて面白くないんで、面白くないって言うことが多くなりますよとか。結構言ったんです。それを全部いいですよと。というか、逆にぜひそうしていただけると、という話でした」と打ち明けた。

日テレ側が粗品の方針を許容した理由については「何か変えないといけないタイミングなんでしょう」と推察。その上で「お笑い賞レースの格を上げたいみたいな話が来て、本当に僕はうれしかったですね」と語った。

そして「審査コメントについても言ったんですよ。悪いですけど、これまでの経験上、1組につき1分半ぐらいはしゃべりますよって言ったんです」と明かした。「2組対戦があるじゃないですか。2組目3組目の対戦は片方だけでええけど。最初の1発目って、2組分言うんで。3分は使いますよ、みたいな。何を言ってるかって、日テレが判断して、カンペを出すんです、審査コメントをこの人に聞いてくださいと。それを(MCの)後藤(輝基)さんが間違いなく読むんです。だから俺は日テレさんに体を預けた」と語った。さらに「もう全部振りますって言われたんです。粗品さんに全部振りたいですって言われた」結果、本番でほぼ粗品に話が振られることとなった。

その後、出場した全8組すべてに言及。生放送内で語った講評コメントを補足し、触れていない出場者に対しても改めて講評を行った。

今大会は過去最多1044組がエントリーする中、昨年までの12組から4組減の8組が決勝進出。優勝はニッチェ(7年ぶり3度目、マセキ芸能社)。決勝進出者は紺野ぶるま(松竹芸能、2年連続5度目)、もめんと(マセキ芸能社、初)、電気ジュース(吉本興業、初)、エルフ(4年連続4度目、吉本興業)、とんでもあや(初、ソニーミュージックアーティスツ)、ヤメピ(初、吉本興業)、パンツ万博(初、吉本興業)。

司会はフットボールアワー後藤輝基、同局の黒田みゆアナが担当。今年の審査員は麒麟の川島明、アンガールズ田中卓志、笑い飯の哲夫、友近、さらば青春の光の森田哲矢、ハイヒールのリンゴ、霜降り明星の粗品の7人。優勝賞金は1000万円。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 【THE W】粗品が告白、長尺ガチ審査の舞台裏「俺は日テレさんに体を預けた」の真意とは