NHK・Eテレ「バリバラ」3月で終了 社会が変化していく中で「新しいスタイルの福祉番組を」

東京・渋谷のNHK（2023年10月撮影）

社会の多様性をテーマに、障がいや差別の当事者らが意見を発信するNHK・Eテレのバラエティー番組「バリバラ」が3月で終了することになった。NHK大阪放送局の根本拓也局長の定例会見で23日、発表された。

同番組は12年4月にスタート。「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」にとっての“バリアー”をなくすことを目指して放送してきた。

同局は「さまざまな当事者のみなさんにご協力いただき、15年続けることができた。一方で社会が変化していく中で、新しいスタイルの福祉番組を模索していきたい」と終了の理由を説明した。4月から新たな福祉番組を制作する予定。