中居正広(2020年2月撮影)

タレント中居正広(52)が23日、芸能活動を同日付で引退するとファンクラブ向けの有料サイトで発表した。

中居をめぐっては、女性トラブルが報じられたことを受け、22日にフジテレビ系「だれかtoなかい」(日曜午後9時)などの終了が発表され、テレビ番組5本、ラジオ1本、計6レギュラー番組全てが姿を消していた。

さらに、中居は数々の“常連”のスポーツ中継や特番なども持っていた。特に野球好きで知られ、熱烈な巨人ファンを公言。23年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、「侍ジャパン公認サポートキャプテン」として、現地米国での日本の世界一に立ち会った。決勝の中継ではユニホームに野手としてスライディングした跡を付けながら9回のマウンドに上がる、二刀流の大谷翔平ならではの光景を「泥だらけのストッパー」と表現し、話題となった。ベンチリポートなども積極的に行っていた。

昨年はドジャース大谷の世界一が決まったワールドシリーズでも、フジテレビ系中継に登場。2年連続で大谷の世界一を見守る“請負人”となっていた。

またテレビ朝日系では年末恒例特番「中居正広のプロ野球魂」MCも務めた。番組では、「俺の侍ジャパン」と題し、自ら選んだ「仮想日本代表」も披露。元ヤクルト捕手の古田敦也氏や、野球好きゲストと熱い議論をかわす姿も恒例となっていた。

TBS系では音楽特番「音楽の日」の総合司会を、同局安住紳一郎アナとともに14回連続で務めてきた。突然の引退で、スポーツ中継や大型特番にも、大きな“穴”が空くことになる。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 中居正広引退 WBCや「音楽の日」にも大きな穴 野球中継や複数特番で常連