清原博弁護士「フジテレビと日弁連のガイドライン。似て非なるもの」第三者委員会について解説
国際弁護士の清原博氏(54)が22日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に生出演。第三者委員会について詳しく説明した。
第三者委員会については、17日にフジテレビが実施した記者会見で話していた事案と、日弁連の提議する第三者委員会について清原氏は「似て非なるものですね」と別物であると断じた。そして「フジテレビの言う調査委員会というのは、第三者の弁護士が中心になっても、フジテレビの社員が入ることが可能なので、調査の報告書とかがフジテレビに流れることが否定できない」と話した。
その上で「日弁連のガイドラインにしたがった第三者委員会というのは、完全に第三者しかメンバーがいないので、情報は事前にフジテレビにもれることはない」と話した。清原氏は「第三者委員会の発表を報告して、初めてフジテレビも『ああ、そうなんだ』と結果を知るという。だから、独立性というか公平性のレベルが全然違うので、多くの人が日弁連のガイドラインに従った第三者委員会をやるべきだ、と言っているわけですよね」と分かりやすく説明した。