猗窩座が黒子牟に白旗?「でも、気合が入りました」蒼木陣 舞台「鬼滅の刃」
俳優蒼木陣(32)が20日、都内で、舞台「鬼滅の刃 其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里」製作発表会に出席した。
同作は吾峠呼世晴氏による大人気漫画「鬼滅の刃」が原作。大正時代を舞台に、主人公の少年が鬼と化した妹を人間に戻すために鬼たちと戦う姿を描く。蒼木は上弦の三の鬼、猗窩座を演じる。
23年上演の舞台「鬼滅の刃 其ノ参 無限夢列車」で同役を演じた。原作でも屈指の名場面とされる炎柱煉獄杏寿郎と対決シーンを演じた。「無限列車編では15分くらいの出演だった」としたが、「煉獄さんとの死闘は800メートル走をずっと走らされていた感じだった」と振り返った。だが、「そこをへたからこそ今でも自分の指標の一つなっていた作品なんです」と力説し「今回は映像出演だけど、猗窩座に戻ってこらえてうれしいです」。
だがビジュアル撮影時、加藤和樹扮(ふん)する黒子牟に気後れしたという。「猗窩座として黒子牟を超えなきゃいけないのが根っこにあるけど、勝てないと思ってしまった」と告白。「でも、これをも超えなきゃいけないんだなと、気合が入りました」と話した。