定例会見に出席したフジテレビ港浩一社長

フジテレビは17日、都内の同局で1月度の定例社長会見を開催した。16日午前に開催が発表され、急きょの実施となった。港浩一社長(72)をはじめ、犬竹紳晃常務取締役、川島徳之専務取締役、石原正人常務取締役、小林毅専務取締役が出席した。

会見は1時間43分行われ、19社33人の記者が参加。一部で記者クラブに加盟する社のみが参加し、ネットメディアや週刊誌は参加できない“内輪”での会見に一部で批判する声が上がっていた。記者クラブの代表者はこの会見で「記者クラブとしては、この会見に関しては非常に残念だと思っている。週刊誌、ネットメディア含めて参加できるよう、より開かれたオープンな会見に。今回の会見は残念だと皆さん方に伝えたい」と伝えた。これに対し、フジテレビ側は「検討させていただきます」とコメントした。

中居をめぐっては、23年6月に女性との間にトラブルが発生。約9000万円の解決金を支払って示談したと昨年末に一部週刊誌などが報じ、今月9日に中居は自身の公式サイトでトラブルに関しては「事実」とし、示談が成立していることも認めた。当初、この問題にフジテレビ社員が関係しているとの報道もあったが、同局は昨年末に「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」などと否定。中居も9日の発表時に「当事者以外の者の関与といった事実はございません」とした。

15日にはその後、株主の1社である米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが同局に対して書簡を送付、第三者委員会の設置を訴えたことを明らかにしている。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 フジ1時間43分会見に批判の声 19社33人参加“内輪会見”に記者クラブからも「非常に残念」