小阪由佳さんのXから

元グラビアアイドルで、現在は芸能事務所「cheer lead」の代表を務める実業家の小阪由佳さんが16日までにYouTubeチャンネルに出演。洗脳被害に遭っていた当時について語った。

小阪さんは今回、歌手でタレントのmisonoとYouTubeでコラボ。misonoが、過去に数百人集まったというパーティーで、当時洗脳疑惑を一部週刊誌に報じられていた小阪さんが「世間を騒がせているから迷惑を掛ける」として1人だけ被り物で顔を隠して参加していたという過去について切り出した。

すると、小阪さんは「それは半分本心で、半分は私、洗脳されてたんだけど、その洗脳していた人にやらされていた。『お前がいると周りに迷惑がかかるから隠せ』って被らされて、それで受付やらされてたの」と告白。ほかの参加者から不審がられたが、「恥ずかしいとは思ってたよ。だから言えなかった。被らされてることも恥ずかしかったし、被ってでも普通にお祝いしたい気持ちもあった」と当時の心境を明かした。

その後、芸能界を引退したが「洗脳されているときに、本当にお金が尽きちゃって。お金をもらわずに仕事も手伝わされていたから、生きていくにはもうお金を稼がなきゃダメじゃない?もう、死ぬかお金を稼ぎに行くか選択を迫られて…」と金銭的に困窮。一時は自死することも考えたという。

「要するに死のうと思っていたの。もう終わりにしようと思って遺品整理的な気持ちで実家に帰って、片付けたの。そうしたら卒アルが出てきて…」と、自身が卒業アルバムに書いていた「保育園の先生になりたい」という将来の夢をかなえていないことから、保育士になることを思い立ったと振り返った。

少しずつ社会復帰を果たしたが、その当時はまだ洗脳の加害者との関係は切れていなかったという。「洗脳していた人は私がどんどん社会復帰をすることに気に食わなかったのか、私にすごい暴言とか吐いてくるようになって、暴力振るうようになったときに『あ、これはダメなことなんだ』って気づいて離れた」と経緯を説明した。

小阪さんは2004年に「ミスマガジン」グランプリを受賞し、バラエティー番組などでも活躍したが、09年に芸能界を引退。15年には千葉県市原市に保育園を設立し、話題となった。22年には元俳優の栩原楽人(とちはら・らくと)さんとの結婚を発表した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 元人気グラドルが語る洗脳からの社会復帰 「もう終わりに…」思い詰めるも、卒アル目にして…