安田顕(2024年撮影)

横浜流星(28)主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)第2話が12日、放送され、横浜と俳優安田顕(51)の“密着シーン”が放送された。

(※以下、ネタバレがあります)

第2話は、横浜演じる“江戸のメディア王”として後に名をはせる蔦屋重三郎が、吉原の案内本“吉原細見”で客を呼び寄せる案を思いつき、その序文の執筆を、安田演じる江戸の有名人・平賀源内に頼むストーリー。本人と知らず源内に街角で会った重三郎は、源内に会わせる条件として吉原案内を依頼されるが、正体が判明すると、源内から「俺、男一筋なのよ」とカミングアウトされた。重三郎は「そうだ~、平賀源内と言えば有名な男色じゃねえかよ」とがっくり落ち込む。

それでも重三郎はめげずに、「ここには男一筋の俺ですら、とろかす女がいた、って~」と隣で執筆をあおると、源内はおもむろに重三郎を見つめ「おまえさんさ、おまえさん、あらためて見ると、相当いい男だね」とつぶやき、グイグイと迫る。源内は「おまえさんが花魁(おいらん)の格好してくれよ。そうしたら、おいら書けるんあないかな」と、肩に顔を乗せて“密着”し、甘えるそぶりを見せた。

安田の演じる強烈キャラに、SNSでは「大河べらぼう」の他に「平賀源内」「ヤスケン」「源内さん」がトレンド上位ランクイン。「平賀源内のおかげでオモロかったな」「べらぼうの平賀源内良すぎる」「すっかり平賀源内(ヤスケン)のファンになってもうた」「ヤスケンの平賀源内が主役を食うほど目立っていました」などのコメントが記された。

前回の第1話では、死体となった女郎役で現役セクシー女優の吉高寧々、藤かんな、与田りんが出演したことでも話題となった。また、オープニングのスタッフロールに日本人初のインティマシー・コーディネーターの浅田智穂氏の名前がクレジットされた。インティマシー・コーディネーター(IC)は、映画やドラマなどの映像作品で、性的なシーンやヌードシーンの撮影をサポートする専門職。俳優の心身の安全を守り、演者と演出側の意向を調整する役割を担う。

同作は大河ドラマ第64作目で、脚本は13年連続テレビ小説「ごちそうさん」や17年大河ドラマ「おんな城主 直虎」などを手がけた森下佳子が担う。語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として綾瀬はるかが担当している。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 安田顕が横浜流星と密着 大河「べらぼう」2話も強烈キャラ「平賀源内」「ヤスケン」トレンド