「NiziU Live with U 2024-2025 “AWAKE”」東京公演でパフォーマンスするNiziU。前列左からRIKU、RIMA。後列左からMAKO、NINA、MAYUKA、MIIHI、AYAKA、MAYA、RIO(撮影:田中聖太郎写真事務所)

9人組ガールズグループNiziUが12日、東京・国立代々木第一体育館で、全国ツアー「NiziU Live with U 2024-2025 “AWAKE”」東京最終日公演を開催した。同所では8日から4公演を行い、約4万5000人を動員。「NiziUの第2章」となる5周年イヤーを華やかにスタートさせた。

青い光に包まれた9人が登場すると、集結したWithU(ファンの通称)から割れんばかりの大歓声が上がった。開演前の取材でRIKU(22)が「パワフルでかっこいいNiziUをお届けしたい」と話した通り、冒頭から迫力たっぷりなダンスナンバーを連発。会場のボルテージは急上昇した。

MCでは声をそろえて「あけましておめでとうございます!」とあいさつ。この日は寒波が直撃していたが、AYAKA(21)は「外はめっちゃ寒かったですけど、会場は熱く盛り上がってますね~」と笑顔で話した。

同グループはオーディション番組「Nizi Project」から誕生し、20年12月「Step and a step」でデビュー。今年デビュー5周年を迎えるほか、最年少のNINA(19)が20歳を迎えてメンバー全員が20代に突入するなど、大人の階段を上っている。リーダーMAKO(23)は報道陣に向け「今回のツアーを通してNiziUの第2章をお見せできたらと思っています」と力強く宣言した。

同ツアーは昨年11月の福井公演を皮切りに、来月5日発売の1st Mini Album「AWAKE」を引っさげて8都市18公演を開催。2月23日の福岡公演がファイナルとなる。

ステージは全編バンドを携えてのパフォーマンスで、抜群の歌唱力と卓越したダンススキルを披露。クールで大人びた姿から明るくフレッシュな笑顔まで、幅広い魅力を届けた。会場にはカップルや親子連れ、家族3世代で訪れたというファンの姿も見られた。

アンコールではRIKUが客席に向け「抱きしめたいです」とほほ笑み、大歓声を浴びた。「皆さんが大好きでいとおしくて…。1人1人をきゅっとしたくなりました」と話し、ステージ上で9人は肩を抱き合った。RIMA(20)は涙ぐみながら「ここで4日間も公演させてもらえてめちゃめちゃ楽しかったです。感慨深いステージでした。みんなありがとう!」と伝えた。

最後は紙吹雪が舞う中、1列に並んでファンへの感謝を伝えた。MAKOは「また皆さんにお会いしに、私たちが行くから! 皆さん、待っててください」と、笑顔で再会を約束した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 NiziUがツアー東京公演で計4・5万人動員「第2章をお見せしたい」5周年イヤー幕開け