明石家さんま、年末年始のオーストラリア行きで災難明かす
明石家さんま(69)が、11日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。年末年始、恒例のオーストラリアへの別荘行きで、飛行機が飛ばないハプニングに見舞われたことを報告した。
新年、最初の出演だったこの日、冒頭、ぼやきから始まった。
「オーストラリア、たいへんだったんですよ。飛行機が飛ばなかったんですよ。8時出発だったんですね。1時間遅れますってなって。機内に乗ろうとしたらストップかかった」
搭乗できず、しばらく待機して「英語で何か言ってて、1時間立ったまま」。その後も待ち時間が続き「『飛びません』ってなったの、3~4時間(かかった)」という。
結局は「その日は飛ばない、振り替えになります」と言われ、さらには振り替えが「いつになるか分からない」とも。ホテル宿泊など検討したが、とりあえず帰宅することにした。
「事務所に電話して、(マネジャーは)オレを送り出して(安心したのか)酒飲んでヘベレケ。『迎えに行けません』って。タクシーも(混雑で)ない」
途方に暮れていたところ、同行する浅田美代子が事務所に連絡し「1人、新人のマネジャーが、成田まですっとばして(迎えに)来てくれて」やっと、自宅へ帰り着いた。
とはいえ「明日の飛行機の便が何時か分からない。朝になるかも分かりませんっていう」事態で、寝ようにも寝られず。飛行機は「振り分けになった」そうで、グループでオーストラリアに向かおうとしたが、全員が同じ便に乗ることはなくなった。
「たまたま、オレと美代子さんは同じで。メルボルン経由。トランジットで、トータル19時間かかった」
別荘の鍵はさんまが持っており、他のメンバーより先着する必要があったといい、「2人ともメルボルンあたりから疲れて。トランジットで、次、国内便やし、荷物出して、また…」と、疲労困憊(こんぱい)だった模様。
さらに、空港へ着いてからも「まれにみる渋滞。普通、30分か40分で着く」ところ、2時間以上を要したという。
「着いたらフラフラで。(本来なら朝に着くが)夕方やから」
さんまによると、年末年始のオーストラリアへは「30何年行ってる中で、今回は初めて、飛ばないっていう」事態だったといい、「苦労して、苦労して行って。みんな、しんどさが4日ぐらい残ってた」と振り返っていた。