中居正広(2020年2月撮影)

<解説>

中居正広(52)が9日、公式サイトや代理人弁護士を通じてマスコミ各社にコメントを発表し、23年6月に発生した女性とのトラブルに関する一連の騒動について謝罪した。

昨年末に一部週刊誌で報じられて以降、初めての公でのコメントで、トラブルに関しては「事実」とし、示談が成立していることも認めつつ「当事者以外の者の関与といった事実はございません」と一部報道を否定した。

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全てのレギュラー番組の休止や差し替えなどが発表された翌日のタイミングでおわびの文章を出した。これまで出演番組が放送される可能性があったことから具体的なアクションをとることができなかったのだろう。女性との示談が成立していることから守秘義務が生じ、話せる内容が限られる中でおおむね報道内容を認めるなど最大限の説明は果たせているように見える。

一方で、文中には「なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」との文言がある。トラブルの説明の一部分ではあるが、休養や引退もうわさされる中、芸能界への未練とも読み取ることができる。芸能関係者は「そのような意図があって書いた文言ではないと思う」とした上で、「示談が成立しているとしても、今まで通りテレビに出られる状況ではない。なぜ、関係者やファンを置き去りにするような一文を入れたのか」と首をかしげる。メディアへの出演はしばらく難しく事実上の活動休止とみる関係者は多い。今後も発信できる場も内容も限られた厳しい状況が続きそうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 【解説】中居正広「お詫び」 難しい番組出演、事実上の活動休止 一文に首かしげる関係者も