20周年アリーナライブを行ったゴールデンボンバー。左から歌広場淳、喜矢武豊、鬼龍院翔、樽美酒研二

ビジュアル系エアバンド、ゴールデンボンバーの20周年アリーナライブ「新作-shinsaku-」が8日、横浜・ぴあアリーナで行われた。「女々しくて」「君といつまでも」、そして新曲「リフォビア」など全21曲を熱唱した。

前日7日は「旧作-kyusaku-」と題して開催。この日の「新作-」は演出、セットリストをガラリと変えた。エアボーカル担当の鬼龍院翔(40)は「20年やって来て、前半10年と後半10年にざっくりと分けました」。エアベース担当の歌広場淳(39)は「こちらもプロなら、そちらもプロ。周りを巻き込む勢いで大げさに笑ってください」と話した。

エアギター担当の喜矢武豊(39)は「去年、気になったのは大谷翔平が『50-50』を達成したこと。ライバルとして負けれられない。僕なりの50を達成したい」。エアドラム担当の樽美酒研二(44)は格好つけて登場して「おちんちん」と“スタイリッシュおちんちん”を披露。そして「去年はワコールのCW-XのCMに出演させてもらった。今日はCW-Xの新作を分かりやすく説明したい」と話した。

3曲目の「抱きしめてシュヴァルツ」の演奏中に喜矢武は上半身裸になって白パンティーを次々と重ねばきして、50枚を達成して笑顔。鬼龍院から「誇りに思ってください」とエールを送られた。樽美酒はTバックで自転車をこいで、お尻に「W」と「X」の文字。鬼龍院から「そりゃ、尻W-X」とツッコまれた。

「ガガガガガガガ」では喜矢武が“ギャル曽根Tシャツ”に着替えて、肉まんの大食いに挑戦。苦戦しているとギャル曽根(39)本人が登場して一気に平らげた。喜矢武は「すごいですね、当たり前だけど」。ギャル曽根は「うれしいですね、このTシャツ。生で見られた」と笑顔を見せた。

アンコールでは、素早く登場。鬼龍院が「無駄な時間のない、これが標準」と言うと、歌広場が「僕が言うのもなんですが、他のバンドは楽器とかの準備があるんじゃないかと思う」。そして鬼龍院は「進化を止めないのがゴールデンボンバー。新曲を作ってきました。ゴールデンボンバーの曲は大きく2つに分かれる。ふざけてる曲とふざけてない曲。今回はふざけてない曲、シリアスです。次の曲は『リフォビア』」と紹介して熱唱した。

そして鬼龍院が「ゴールデンボンバー、20年たちましたが、まだまだ元気に動けているので、まだまだ続くんでよろしく」とあいさつ。そして「旧作、新作ってわけだけど、締めみたいな感じでやらせてください。この曲のおかげで、僕らは延命したみたいなもんで」と「女々しくて」を熱唱。熱闘風呂がステージに用意され、喜矢武、歌広場、樽美酒と次々に飛び込み、最後に鬼龍院が頭から飛び込んで全員パンツ一丁、びしょぬれでエンディングを迎えた。【小谷野俊哉】

○…「ゴールデンボンバー全国ツアー2025」の日程も発表。8月9日から全国16都市で21公演を行う。

8月9日に千葉・市原市民会館(ファンクラブ会員限定)、13、14日に大阪・オリックス劇場、17日に長野・ホクト文化ホール、24、25日に愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール、29日に福岡・サンパレスホテル&ホール、31日に熊本・熊本城ホール。9月5日に岩手・盛岡市民文化ホール、7日に宮城・仙台サンプラザホール、15日に広島・上野学園ホール、17日に愛媛・松山市民会館、21日に栃木県・宇都宮市文化会館、23日に本多の森北電ホール。10月5日に静岡・富士市文化会館ロゼシアター、12、13日に北海道・カナモトホール、18、19日に兵庫・神戸ワールド記念ホール。12月6、7日に東京・有明アリーナ。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 ゴールデンボンバー、20周年アリーナライブ「新作」新曲「リフォビア」発表 最後は熱闘風呂