「めざまし８」終了報道に過去出演タレントが持論「偏り切ってたらまだオモロイ」
ロシア出身で、兵庫県姫路市で育ったコラムニストでタレント、小原ブラス（32）が26日までにYouTubeチャンネルを更新。かつて出演していたフジテレビ系情報番組「めざまし8」（月～金曜午前8時）が来年3月をもって終了するとの報道に言及した。
小原は2021年3月の同番組スタート時から、22年4月にスタートとした同局系情報番組「ポップUP!」に移動するまでの約1年間、コメンテーターとして出演していた。「『ポップUP!』が終わったから私を『めざまし8』に呼べばいいものを、呼ばなかったからバチが当たりました。終了です。思いません？呼んだらいいよね。毎日、橋下徹ばっかり出てるやん笑。ええけど、橋下さん面白いからね」と冗談めかした。そして「（MCの）谷原（章介）さんも面白いから俺は好きな番組やったけど、アカンわ」とし、「テレビ自体が好きで育った世代やからテレビのお仕事するのは楽しいねんけど、もうテレビが限界。出ててオモロないんですよ」と切り出した。
続けて「（番組で）言いたいことはあるんですけど、まともでないとダメなんでしょ？テレビって。偏り過ぎたことを言ったり、誰かが傷つくんじゃないかと思われることを言ったりしてはいけない、っていう歯止めがこれまでもずっとあって、それを抱えて出ていて、だからテレビって面白くないって改めて思う。ニュースも、それこそ『めざまし8』も、なんか普通のことしかみんな言わないからつまんなくて」と私見を述べ、「それも放送法のせいで、偏っちゃいけないっていう決まりがある」と説明した。
「『マスゴミだ』『偏ってるんだ』みたいなことて言ってるけど、偏ってないねん。偏り切ってたらまだオモロイねん」と小原。「偏ってませんよっていう体をあくまでもそのままにしていて、それでいてちょっと偏ったりしている。もっと放送法を変えてアメリカみたいに、フジテレビなんかサンケイなんやからめっちゃ右寄りでやって、日テレとかテレ朝とかはめっちゃ左寄りでやって、とんでもない偏りをしたらもうちょっと面白いと思う」と持論を展開した。