山下達郎、途中中止の東京公演を1・17振替で開催 中止日のチケット有効 来場者変更は不可
のどの不調で12月5日の東京・NHKホール公演を開始約1時間後に途中中止したシンガー・ソングライター山下達郎(71)が、1月17日に同所で振替公演を行うことを20日、公式サイトで発表した。
公式サイトでは「いつも山下達郎を応援していただき、ありがとうございます。山下本人が納得のいくパフォーマンスをお届けできないと判断し、公演途中で中止とさせていただきました、12月5日(木)NHKホールでの公演の振替公演日程と払い戻しについての詳細が決定いたしました」とし、1月17日に同所で午後6時30分開演を告知。「ご購入いただきました公演チケットは振替公演でも有効となりますので、大切に保管してください。なお、来場者の変更はできませんので、残念ながら振替公演へのご来場が難しい場合は払い戻し受付期間中にお手続きをお願いいたします」と記された。
全国ツアーを開催中の達郎は、11月26、27日の埼玉公演を風邪のため延期。その後の12月4日の東京公演は無事に終えた矢先、5日の公演を途中で中止した。
公式サイトでは「本日12月5日(木)のNHKホールでの公演は、山下本人が納得のいくパフォーマンスをお届けできないと判断し、公演途中ではありましたが中止とさせていただきました。公演を楽しみにご来場いただいた皆様には、大変なご迷惑とご心配をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます」と説明し謝罪した。
ライブで達郎は風邪が完全には治っていないとしたものの、1時間ほど歌唱。ただ、ライブ後半に向けて完全なパフォーマンスが難しいことを恐縮気味に告げると、客席からはスタンディングオベーションでエールを送られ、達郎も振替公演実施への意欲を見せるなど、温かい空気に包まれていた。