「おむすび」13・7% 翔也は右肩を壊したことを結に明かす
橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の20日に放送された第60回の平均世帯視聴率が13・7%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・6%だった。瞬間最高は初回の16・8%。
時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。
音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャース」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。
あらすじは、愛子(麻生久美子)が不在のために結(橋本環奈)が理容店で働いていると、店のホームページを見て来たという客が訪れて、聖人(北村有起哉)といぶかしむ。パソコンで検索して調べると、確かにヘアサロンヨネダのホームページがある。愛子がいつのまにか作ったと思う結たちだが、その後も続々と客がやって来て、結と聖人はてんやわんやとなる。そこに愛子が帰ってきて、助ける。聖人はこれまでのことを謝る。愛子は「下で働くのではなくて、分かち合いたいの」と真意を明かし、仲直りする。
一方、翔也(佐野勇斗)は結をグラウンドに呼び出し、キャッチボールする。結はプロポーズを期待するが、翔也は肩の状態を告白する。もう緩いボールしか投げられなくなっていた。右肩を壊して病院に行き、野球を続けるのは厳しい状態であることを涙ながらに語る。