ちゅうちょなく無言での犯行に元埼玉県警刑事「そこがこの事件の怖さ」北九州中学生殺傷事件
元埼玉県警捜査1課警部補の佐々木成三氏が17日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演。北九州市のマクドナルドで14日に起きた殺傷事件について解説した。
亡くなった中学3年生の女子生徒には防御層もなく、強い殺意で、なんのちゅうちょもなく犯行に及んだと思われることに佐々木氏は「そこがこの事件の怖さでもありますよね。しかも、これを30秒という無言でおこなったとういうこと、容疑者の精神状態の中では感情を前に出さずに、バレないように刺すことだけを考えていたという異質な性格といったものも見受けられると思います」と解説。
MCの宮根誠司(61)が「通り魔的犯行では、犯行前に大きな声を出しているとか、訳の分からないことを叫んでいるというのはよく聞くが、無言でというのは本当怖いですよね」と話すと、「僕がこの店にいてアンテナ高くしても防げなかったのではないかと思います。自然に入ってきて冷静におこなっているということ。これはこの事件の一番の怖さでもあると感じてますね」と思いを打ち明けた。