ジョニー大倉廃盤が復活「ポップン・ロール・コレクション」「ロックン・ロール・ドキュメント」
元キャロルのジョニー大倉さんが、2014年(平26)11月19日に62歳で亡くなって10年がたつ。
ジョニーさんが1977年(昭52)にLPで発売、91年にCD化された後、廃盤になっていたアルバム2作品「ポップン・ロール・コレクション」と「ロックン・ロール・ドキュメント'77」が、最新リマスターで紙ジャケCDで復活。20日に発売される。
50年代のアメリカのロックンロールを中心に日本語で歌うことにこだわり、オリジナルバンド「ダーリン」を従えて熱唱。「ポップン・ロール・コレクション」は、全曲ロックンロール・スタンダードナンバーをカバーしたセルフ・プロデュース作品。「監獄ロック」「キャロル」「ビー・マイ・ベイビー」「ANNA」「ハートブレーク・ホテル」など12曲を収録。
「ロックン・ロール・ドキュメント'77」は2枚組で、77年6月の日比谷野外音楽堂、同8月の日本武道館でのライブ盤。「エスケープ」「ルシア」「ハイウエー・サタデー・ナイト」「恋の待ちぼうけ」「メンフィス・テネシー」「ハウンド・ドッグ」など計23曲を収録。鋭くとがり、また時には甘いジョニーの歌声がよみがえっている。
ジョニーの長男のケニー大倉(52)は「亡くなって10年たっても忘れられていない。ジョニーの素晴らしい音楽がよみがえり、ファンの皆さんに届けられることに感謝の気持ちでいっぱいです。僕も父、ジョニーに負けないように頑張って行きます」と話している。