松本人志の裁判終結方針、水面下で「和解的な、示談的な話はしてたと思う」ミヤネ屋出演弁護士
大阪地検検事出身の亀井正貴弁護士が8日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演。ダウンタウン松本人志(61)が「週刊文春」に性的行為強要疑惑を報じられ、名誉毀損(きそん)されたとして発行元の文芸春秋らに5億5000万円の損害賠償などを求めていた訴訟を終結させる方針が明らかになったことについて言及した。
訴訟を続ければ年単位の時間がかかることを懸念し、裁判所側から早期終結を進言した可能性については「あります」と推察。「弁護士というのは常に和解を想定するんですけど、ガチンコのいわゆる勝負の時は難しいから、裁判所からリードする形で早期に終わる場合もあるし、ギリギリに終わる場合もある」と説明した。
そして「和解したらどうですか、というのはあったと思いますけど、和解ってなかなか難しいです。和解って結局譲歩することだから、形をつくるのが難しいんですね。訴えの取り下げだったら、表に出ないんですよね、その内容が。訴訟状の和解条項が表に出てこないんですね」と語った。
さらに「だから、訴えを取り下げて水面下で例えば何らかの合意をするとか。これ言わない、あれ言わないっていう合意をするとか。それは自由なわけですよね」とした上で「恐らく訴えを取り下げだけでなくて、その周辺の話についても、書面にしてるかは別にして、和解的な、示談的な話はしてたと思います」と予想した。
続けて「裁判所はそれに応じて、訴訟上の和解をやろうとしたけど難しそうで、訴え取り下げまで誘導したという可能性はあると思います」と語った。