梅宮アンナ、右胸全摘手術に「私の場合は全部がん…早く体から切り離さなきゃという気持ち」
ステージAの乳がん闘病中のタレント梅宮アンナ(52)が8日、フジテレビ系「ノンストップ」(月~金曜午前8時)にVTR出演。前日7日に受けた右胸の全摘手術について語った。
先月26日には、がんの闘病について「私の場合はなかなか自分で発見できないような種類のがんで、もう気付いた時にはステージ3だった」という。今年5月に左右の胸のサイズが違う異変に気づき、7月に浸潤性小葉がんステージ3Aと診断され、すでに右脇下のリンパ節に転移していた。
8月に自身のSNSでがんを公表。胸を取ることに関しての喪失感はないといい、「私の場合は全部がん。そうなると、気持ち的に早く取ってくれってなる。爆弾を抱えて生活している状況なので“この胸が大事”じゃなくて、早く体から切り離さなきゃという気持ちになった」とした。
続けて「一刻も早く取らないと命に関わってくる状態なので。本当に痛いんですよ」とした上で、再建手術については「本当にリアルな状態で作れる技術が今はあるんですけど、いらないなって。1度がんになって、ずっとお付き合いしていくことを考えると作ったら邪魔かなと思って」と話した。
一方で、抗がん剤治療では髪の毛が抜ける怖さがあったという。「抗がん剤と聞いて、『髪の毛抜けちゃうんですかね?』が最初に聞いた言葉だった。それぞれ自分の優先順位とか価値観があって、私は髪の毛にすごく命を懸ける勢いの髪形。髪形を意識して生きてきていたので、それがなくなるって考えられなくて。髪の毛がなくなるなら、抗がん剤をやりたくないと思った」と言及した。