古舘伊知郎「本当の民主主義の始まり」衆院選投票率は53.85%も「民意の反映はあった」
フリーアナウンサー古舘伊知郎(69)が30日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に生出演。少数与党での政権運営について言及した。
28日未明に、全485議席の当選者が確定し、自民党は公示前より65議席減の大敗を喫した。また、国民民主党は、派閥の裏金問題などで逆風が吹いた自民党への批判票の受け皿となって躍進した。議席は改選前の7から2倍以上と、大きく増やした。
今回の衆院選投票率は53.85%で、前回(55.93%)からわずかだが減少した。古舘は「今回は2人に1人の方が選挙に行っていないという残念な結果」とした上で「いろんな世論調査を突き合わせてみてみると、自民党に政権交代しろとは思っていないですよね」と指摘した。
続けて「安倍さんの一強時代の流れの中で、良いように自公の与党だけが強行採決していく事もとんでもないと思っていて…という民意の反映はあったと思う」とした上で「これからは徹底的に気を使って国民民主の政策も取り入れながらやっていくのが一番強い。本当の民主主義の始まりだと少し前向きに考えています」と期待を込めた。