SMILE-UP.事務所の外観

SMILE-UP.は26日までに「補償業務体制の変更について」という文書を公式ホームページにアップし、故ジャニー喜多川氏から性加害を受けた人たちへの補償業務をつかさどる補償本部長を解任したことを発表した。

10月20日放送の「NHKスペシャル」で、被害者の姉と補償本部長との電話でのやりとりが放送されたが、「心から謝ることはできない」などと言う補償本部長の受け答えが批判の的になっていた。見過ごせない事態に「弊社は本件を重く受け止め、補償業務体制の一部を変更すべく、当該補償本部長の任を解くと共に新たに補償本部長を任命し、補償本部における業務の実施体制を見直すことといたしました」と人事異動を発表。続けて「新体制の下に、あらためて被害にあわれた方々に寄り添っていくという決意を胸に、被害救済に最後まで全力を尽くして取り組んでまいります」と伝えた。

放送では被害者の姉から、亡くなったご本人への謝罪を求める話があったが、東山紀之社長が9月に遺族に会って謝罪していることを公表。「また、今回の報道後にも、弊社社長東山紀之にて、ご関係者様に、改めて謝罪をしております」と、重ねて謝罪したことも明かした。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 SMILE-UP. 批判の的の補償本部長を解任「本件を重く受け止め」