今井アンジェリカ(撮影・前岡正明)

モデルの今井アンジェリカ(23)が、26日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。「闇バイト」に気づかず、応募してしまう若者の心理について語った。

首都圏で相次いでいる連続強盗事件をめぐっては、SNSなどで募集された「闇バイト」に応募して実行役に加わったとみられるケースが相次いでいる。

東京都が、一般的なアルバイトと闇バイトの求人を並べて、どちらが闇バイトの募集かを答えるクイズを3問出題したところ、高校生250人のうち全問正解できたのは23%にとどまったという。

闇バイトの募集では、「連絡手段がDMのみ」「報酬が高額すぎる」「元の時給が書かれていない」など、明らかに不審な点がいくつもみられるが、クイズの結果に、番組MCのハイヒール・リンゴ(63)は「4人に1人は何とも思わない」と驚きを隠せなかった。

これに、今井は「だけど(若者は一般的な求人の)基準があんまり分かってないから。『こういうのも、今の時代あるのかな』って思ってしまうので。やっぱり、そんなにすごいおかしい、とはこれだけじゃ思わない」と言い、若者が社会経験の少なさから怪しい募集に気づきにくいことに言及した。

脳科学者の中野信子氏は、闇バイトに応募してしまう若者について「2種類いますよね。本当に分からなくてやっちゃう子と…。貧すれば鈍するというか、お金で切羽詰まっている人って、正しい判断能力がなくなっちゃうっていう実験があるんです。切羽詰まっていれば詰まっているほど、『これ怪しいかな』って思うセンサーが鈍っちゃうんですよね。それでやっちゃうっていう人と…。確信犯的にやる人もいると思います。逃げ切れると思って…」と指摘していた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 今井アンジェリカ、闇バイトに気づかない若者「基準があんまり分かってない」