ビヨンセ、米大統領選の民主党候補ハリス氏の集会に登場へ
米歌手ビヨンセ(43)が、25日に米テキサス州ヒューストンで行われる11月の米大統領選の民主党候補カマラ・ハリス副大統領の集会に登場することが分かった。米ABCニュースなど複数の米メディアが伝えている。
ビヨンセは今年7月に民主党候補に指名されたハリス氏に自身の楽曲「フリーダム」の使用を許可したが、支持を明確には表明していなかった。ハリス氏と共に選挙集会に登場するのは初めてで、投票を10日後に控える中、大物スターの登場はハリス陣営にとって追い風になりそうだ。
自身の音楽に関して厳格な使用ガイドラインを保つビヨンセが楽曲の使用を許可して以降、ハリス陣営は投票日を前に2人がそろい踏みする機会を作るため、水面下で動いていたとCNNは伝えている。
ビヨンセは2020年の選挙戦では、民主党のバイデン大統領とハリス副大統領を支持すると自身のインスタグラムに投稿し、フォロワーに投票を呼びかけている。また、2016年の選挙戦では、同じく民主党の候補だったヒラリー・クリントン氏の選挙前コンサートで夫のジェイ・Zと共にヘッドライナーも務めている。
ハリス氏の選挙戦を締めくくる最終戦で、支持を表明している歌手テイラー・スウィフト(34)の登場も期待されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)